メルマガ・トップ　　歴史年表・横浜トップ　　[８]会社、新たにクラブメンバーを創設。係争を経て和解へ


[7]会社による名簿と会費の無断回収、ソシオ機能不全に　2001.1−2001.9

2001
　1/1？　運営会社、ソシオ理事会（選挙期間中）を通すことなく、会費と個人情報の管理を会社側で行うことの承諾をえるために、「協約書」をソシオ会員に郵送（※）。
　名簿を運営会社が無断で回収したことで、ソシオ理事会が会員に総会や理事会の開催を告知することが困難になると同時に、活動経費も新たに自腹で立て替えざるをえなくなった。
　事務局の委託会社からは、運営上の業務を遂行してもらえない状態に。
　※オフィシャルホームページでもメールニュースでも告知されず
　　のちに、ソシオから会費が会社に渡らない可能性を危惧していたとの会社関係者の証言が報道されていたが、出典未詳

　1/13　ソシオ、理事選挙開票。第３期理事が決定
　　これ以降、メールニュースは運営会社の情報のみとなり、ソシオの情報は発信されなくなった。

　1/14　新スポンサーに、�潟Zキド、�潟Gスエスケイ、�潟Iーエムエムジー、日本ゼネラルモーターズ�梶A�潟сiセ横浜支店、宮澤グループ(ツルセミ、宮澤学園高等部・大学部、星槎国際高等学校)

　1/15　選出された理事により、第１回理事会（非公開）。第３期理事会発足

　1/22　運営会社、基金の残額4,000万円の借り入れについて再建基金と協議するが、借り入れにあたって再建基金が求めた奥寺社長による連帯保証を、社長は持株会成立までの暫定的な株主で会社のオーナーではないとの理由から拒否。借り入れを中止すると発表

　1/26　ソシオ事務局の委託会社、ソシオとの業務契約について、第２期ソシオ理事会より話がなかったので（※）、昨年11月の時点で契約完了、現在ソシオとは業務契約は存在しないとの見解をソシオ理事会に回答
※ ソシオと委託会社は、これまで契約書を取り交わしていない。

　1/27　ソシオ理事長と奥寺社長、これまでの協定書・協約書を前提とせずに、お互いの信頼関係の修復のために早急に協議に入る旨合意

　1/28　ソシオ臨時理事会。奥寺社長も出席し、挨拶。理事長と奥寺社長、前日の会談の合意事項を発表

　2/6　運営会社、1/28の協約書凍結あるいは白紙撤回という情報は、事実ではないと公表するよう、ソシオ理事長に内容証明を送付

　2/10 ソシオ理事会と運営会社、第１回協議。互いの主張の隔たりが大きいものの、「協約書」の取り扱いと会員名簿の帰属について、２月末までに解決することで合意

　2/23　ソシオ理事会、名簿の返還を運営会社に要請

　2/26　ソシオ理事会と運営会社、第２回協議。開幕までに共同声明を発表するべく協力することで合意

　2/−　ソシオ、公式サイトを新たに開設（旧サイトは、運営会社のサーバー管轄であったため？）

　3/8　ソシオ理事会と運営会社、第３回協議

　3/14　ソシオ理事会が暫定合意案について問い合わせたところ、運営会社は社内で結論が出ていないと回答

　5/26　ソシオ会報編集部、第１号を発行・配布
　「郵送が出来ない以上、ホームゲーム会場で配布するしかありません。創刊号・２号と事前にFAXで会報を送り、会社の許可を求めました。結果はノーでした。やむなく道路使用許可を得て、以降、会場外配布を続けてきました。配布の傍らで郵送希望者の受付、思いがけない現金や現物での郵送代カンパ、私たちの姿を見つけて会報を取りに来る人、無言ながら頭を下げて丁寧に受け取る人…こうした反応は、ともすればめげるわたしたちに、大きな励ましとなりました。」（ソシオ会報第４号より）

　6〜7　ソシオ理事会より協議の再開を求めるも、運営会社より回答なし

　この頃、京都戦に勝利した後、後藤か有馬選手が、横浜ＦＣはファンとの関係が一味違うというＭＶＰコメントを聞いた記憶があります。ソシオの総会に監督とともに出席して、会員の質疑応答に答えてきたことが、そのような発言につながったような気がします。

　−/−　ソシオの一部理事（※）、運営会社の依頼により、理事会の承認をえずに２期までの？ソシオＨＰを更新。理事会批判も展開（クラブメンバーの発足にともない、11月に更新終了）
　※1999年3月、運営会社を退任してソシオに入会した理事のうちの１人