歴史年表・横浜
横浜サッカークラブ〜全日空〜横浜フリューゲルス〜横浜FC&ソシオ・フリエスタ〜横浜FC〜
メルマガ・トップ 歴史年表・横浜トップ おまけ1/今後、もし横浜FCが解散しそうになったら
[8]会社、新たにクラブメンバーを創設。係争を経て和解へ 2001.9−2004.4
2001
9/16 ソシオ理事会、総会を開催するために名簿と会費の一部返還を求める内容証明を運営会社に送付
9/17 運営会社、ソシオに代わる新組織(クラブメンバー)を10月より発足させ、奥寺社長所有の株式を、ソシオにではなくクラブメンバーに割り当てる旨記者会見で発表。ソシオからクラブメンバーへの「発展移行」の理由としては、以下の4点
・会員にクラブの一員としてより身近になってもらい、「する」「ふれる」(※)を充実させる。
・会員の個人情報の管理責任をより明確にする。
・集客・会員拡大・試合運営などで前向きな意見交換が全くできなくなり、ソシオ制度(理事会制度)の限界を感じた。
・ソシオ第3期理事会との間で、「ソシオ・フリエスタ」の名称が争点となっており、別名称とした。
※HPでは、「する」「ふれる」のほか、「みる」「しれる」の4要素で紹介されているが、「いう」はない(規約上は会社側と意見交換が可能)。掲示板やクラブミーティングでは、クラブメンバーはメールだけ、軽視されているといった会員のコメントが散見される。
9/17 ソシオ理事会、同日同会場で、会社側発表に遺憾の意を表明
9/29 「Qそもそもソシオ制度は、未熟で、理想に走りすぎているのではありませんか? Aソシオ制度が未熟であるという点は、ソシオ会員全員が共有し感受せざるを得ないと思います。そもそも横浜FCが立ち上がって2年半。私たちを取り巻く全てが、まだ未熟であると思います。しかし、理想に走りすぎているというのは大きな誤解です。私たちは何も急いでいません」(理事会で配布されたQ&Aより)
10/17 ソシオ、運営会社対してソシオ会費の一部約740万円と会員名簿の返還を求める仮処分命令を横浜地裁に申し立て
運営会社側は、審尋の過程で会社側を支持する会員の署名を提出
11/4 ソシオ、公開理事会。ソシオ研究会が作成した「ソシオ・フリエスタ ビジョン2002」の基本方針を承認
[概要]
・運営会社を通さずに、短期的あるいは中長期的に様々な横浜FC支援を行う。
・地元と日本のスポーツ文化の発展に寄与するようなソシオ・モデルを準備して、世代間交流を視野においた垂直型の地域スポーツクラブの設立を目指す。
・個別のプロジェクトごとに基金を創設。基金に賛同して出資した人達が、使途を決定する。
・基金管理を中心とした組織へと発展するために、NPO法人への移行を図る
当時、会員より理事会の質疑応答や掲示板で出されていたプラン例
[横浜FC支援]
・スポンサーになる
・チケットを大量購入
[スポーツ振興]
・フィールド・オブ・ドリームス
ビジョン検討の過程で、理事退任後、連絡のとれなくなった人達にヒアリングしてみたいと発言があったが、事実、任期満了後、ソシオから遠ざかった理事はけっこういた。
その一方で、任期満了前に様々な理由からリタイアした理事もいた。私もそうです。
ソシオ・フリエスタ最後の三ツ沢(11/18)/魅惑の雷庵博人通信
2002
1/4 ソシオ理事長と担当理事と一部会員の約10名(NPO申請に必要な人数)、来期事業計画案の方針を踏まえて、NPO「エフ・ソシオ」設立を申請
1/8 日総工産、年間約8,000万円のオフィシャルスポンサー(胸スポンサー)から1月末で撤退することが判明
1/11 横浜地裁、ソシオの仮処分申立てを却下
1/− 運営会社、ソシオに対して「ソシオ・フリエスタ」の商標登録は会社側にあり、このまま使用するなら、法的措置を辞さないと理事会と会員に通知
1/29? ソシオ、東京高裁に即時抗告
1/31 全日空、横浜マリノス鰍フ保有株式を全て日産に譲渡。全日空が使用権を有する東戸塚トレーニングセンターについては、今後も横浜マリノス鰍ノ転貸
2/2 ソシオ、定期総会。ソシオ・ビジョンを前提とした第4期事業方針を議決。即時抗告を承認。新名称検討委員会(仮称)を設置予定である旨発表
運営会社が提出した、名簿返還への反対署名の証拠能力について、疑問の声が上がった。
3/3 佐藤工業、自主再建を断念して会社更生法の適用を申請
−/− 「エフ・ソシオ」のNPO申請、活動内容が具体性に欠ける?との理由から許可降りず。
8/24 運営会社、クラブメンバーを対象に新株発行を発表
・1株を5株に分割(1,020株→1,020 + 4,000 = 5,020株に)
・普通株は法人メンバーのみ
・個人メンバーは、甲種種類の株式(会社の営業譲渡、合併、解散など瀬戸際まで来た際に議決権がある程度で、少数株主の一般的な議決権は持たない株式)
奥寺社長の保有株式はこれで0?
10/1 新スポンサーに、藤原紀香インターネットサービス『NORIKA-NET』
2003
2/20 ソシオ、新名称の公募開始
6/30 東京高裁、ソシオからの即時抗告を棄却
7/19 ソシオ、名称をソシオ・フリエスタからソシオ横浜に変更
7/20 運営会社、観客動員にをテーマにサポートミーティング開催(クラブメンバー限定)。招待券/チームキャラクター/神奈川ダービー/ポスター掲示の露出/横浜FCグッズetc
9/9 ソシオ横浜と運営会社、和解合意書に調印
10/3 運営会社、チームの成績不振を受けて、サポートミーティング開催。成績不振の責任/選手教育/招待券/練習場建設募金/目安箱F!ポストの対応/スポンサー獲得
クラブメンバーについては、監督・選手が会員の前に現れたかつてのソシオ総会では、会社側にも緊張感が感じられた。クラブメンバーも規約上開催可能なのだから総会を開くべき。また、増資によりクラブメンバー株主が誕生したのに総会がないのはおかしいとの発言があり。
12/− 鳥栖のサポが「条件株」(クラブメンバー株式のこと)について問い合わせたところ、運営会社は取材は一切受けつけないと回答(「SAVE THE SAgAN」 掲示板より)
2004
1/16 新スポンサーに日本エフ・セキュア
2/2 佐藤工業有志らがフリューゲルスグッズを日本サッカー協会に寄贈
2/21 運営会社、サポートミーティング開催。昨年度決算報告/グランド場の確保/招待チケットの活用/協力店/リピーター増のために/ポスターの露出/地元商店街との連携/チケットの価格etc
4/27 新スポンサーに、日総工産(胸スポンサーに復活)
−/− ソシオ理事会、運営会社事務所にて、会社役員と諸テーマについて意見交換