歴史年表・横浜
横浜サッカークラブ〜全日空〜横浜フリューゲルス〜横浜FC&ソシオ・フリエスタ〜横浜FC〜
メルマガ・トップ 歴史年表・横浜トップ [5]会社の財政難が表面化
[4]新会社によるソシオの発足、役員の相互交流 1999.1−2000.4
1999
1/1 天皇杯で優勝。選手達、ウインドブレーカーを脱いだユニフォーム姿で表彰を受ける。
1/10 存続させる会、第5回活動報告会で来期リーグでの試合当日ボランティアを募集開始。「こういう市民活動でチームを作ろうというのは、世界初の試み」(代表談)
初めて活動報告会に参加。上の代表談と参加者からの「マスコミをうまく使った方がいい」というコメントが記憶に残っています。
1/12 存続させる会、株式会社横浜フリエスポーツクラブ(以下、運営会社)の登記完了。辻野社長。資本金1,020万円を会内有志で共同出資。監督・選手の選考に入る。
1/23・24 横浜フリューゲルス存続支援の会、都内で横浜フリューゲルス存続のためのチャリティーバザールを開催。全額(64万円)を存続させる会へ寄付
1/25 存続させる会、第6回活動報告会で本当の意味での市民クラブにするべく、「横浜フリエ後援会(仮)」の在り方を検討した結果、日本初の「ソシオ」制度を導入すると発表。目標は会社の意向や景気動向に左右されないチーム作り。
[ソシオ・フリエスタメンバーを募集開始]
1/25 運営会社、横浜フリューゲルス再建協議会が集めた横浜フリューゲルス再建基金のうち2,000万円を借り入れ、チーム運営費に使用
[総予算 2.5億円]
・支出のうち、選手・監督他人件費が1.5億、その他1億
・収入は、ソシオ年会費1.5億円 広告・チケット収入1.0億円
1/30 存続させる会、第7回活動報告会で経営陣を紹介。社長・監査役を含め、役員6名。役員のうち1人がソシオ担当者(ソシオ設立準備室)として、FCバルセロナやマンチェスター・ユナイテッドなどのソシオ組織の規約を検討中と発表
1/30 運営会社、横浜FCのエンブレムとユニフォームのデザイン案を募集開始
2/1 横浜フリューゲルス消滅、横浜F・マリノス誕生
2/6 運営会社のソシオ設立準備室、 シンポジウム「これからの市民スポーツを考える」 を開催。地域に密着したチームになるには/ソシオ制度への夢と期待、不安と問題点/サポーターの枠を越えた運動へ/2002年W杯で私達ができることetc
このシンポジウムの様子をみて、会社役員2名が退任、ソシオ役員となる契機となったのかどうか
2/3 運営会社、JFL加入申請。通常は地域リーグからの参戦となるが、横浜フリューゲルスの後進であることと、チーム運営の目処が当面3年間立っていることより、JFL加入を申請
2/17 運営会社、ソシオ・フリエスタ設立準備室の事務作業を引き継ぐ組織として、ソシオ・フリエスタ事務局を開設。メンバーは、旧横浜フリューゲルスのサポーターズクラブ事務局(潟Gフアンドアイ)
2/22 JFL、横浜FCの準会員加盟を承認(入会金100万円 年会費1,000万円)
3/1 辻野社長、サポや市民と懇親会を実施
3/8 運営会社、横浜FC結成披露レセプション開催
3/27 運営会社、8日のレセプション時の質問に回答
・ソシオ設立準備室の役員2名が退任したのは、ソシオの側で活動してもらうため(※)。その結果、株式は社長も含めた3名が68株340万円ずつ保有
※会社の役員のままでも、ソシオの会員になることは自体は可能で、株主3名はソシオ会員。のちに定められた規約では、会社役員がソシオ役員を務めることはできないくなっている。
・再建協議会や地元経済界より役員に就任してもらったのは、クラブ組織を地域密着の理念に基づき安定させるため
・再建基金の管理運営は、旧再建協議会のメンバーで構成される基金管理委員会
・近日中にソシオに一定割合の株を持ってもらう予定
・ユニフォーム、ロゴ、エンブレムのデザインを公募したものの、デザイナーの作品を採用したのは、募集にあたり著作権の帰属を提示してなかったことと、サポに選んでもらう時間的余裕がなかったため。応募作品は保管し、将来何らかの活用を考えたい。
3/27 ソシオ事務局(運営会社)、毎週土曜に会員と意見交換を行うソシオ定例懇親会を開始
3/31 ソシオ事務局(運営会社)、規約募集開始
4/11 ソシオ・フリエスタ開幕直前大集会。選手・監督・フロント・ソシオ事務局とで結団式
4/18 ソシオ事務局(運営会社)、規約公開検討会を実施。規約案を提案した会員によるプレゼンテーション後、参加者全員で質疑応答を実施
4/25 彼らのまとうユニフォームにはソシオ・フリエスタのロゴがあった/FOOTBALL OR DIE(4/25)
5/28 規約案への会員による投票〆
5/30 ソシオ事務局(運営会社)、試合後三ツ沢球技場でソシオ・フリエスタ設立総会を開催。規約投票結果の発表/役員立候補者の紹介と会員による投票(〜6/9)など
6/9 ソシオ・フリエスタ(以下、ソシオ)、選挙の結果第1期役員が決定
8/29 ソシオ、第1回定期総会。運営会社との協定書や規約などを議決。アトラクションで、今期の模様をダイジェストを上映。会社側より、辻野社長と奥寺GMが出席
特に規約について、会員から不備の指摘が数多く出され、理事会からは何とか認めてもらえまんかと途中で発言があったり、途中休憩中、「俺、一体どういうことについて話し合っているのか、わからなかったよ」と携帯で話してる人がいましたが、ほんと高度な次元の質疑応答が長く続きました。
11/27 ソシオ、第2回総会で規約改定。クラブの経営状態などを会員に報告
−/− ソシオ、会員内の行政・コンサルティング・会計などの専門家を集めて、ソシオ研究会を立ち上げる
−/−運営会社、来期の予算案をソシオ理事会に諮る
−/− ソシオ、第2期役員選挙開始
2000
1/28 ソシオ、U−18、U−15会員の募集開始
1/30 ソシオ、第2期定期総会。第1期決算報告、第2期事業計画のほか、ソシオ持株会検討会について発表。運営会社側からは、新入団選手のお披露目と記者発表
2/12 ソシオと運営会社、第3回協議会。相互の役員派遣について、会社からソシオへの派遣監事は辻野社長を再任。辻野社長、ソシオから会社への派遣役員を複数希望
2〜4月 新スポンサーに、相模グループ(相模地所、相模住宅)、日総工産梶A叶V日本建物、高崎芸術短期大学 全日本サッカー学院、ハイネケン・ジャパン梶Aヴァージン・アトランティック航空、日土地グループ(日本土地建物販売梶@霞が関ホーム梶j
これだけ続々と決まったのは、新しいタイプのクラブチーム/J2への昇格の可能性大/バブルがまだはじけきっていなかった、の3つからか。
4/ 2 ソシオ、開幕直前臨時総会。リトバルスキー監督が、チーム戦術をボードを使って説明し、ソシオ会員と質疑応答
4/− ソシオ研究会、ソシオによる持株会の検討に入る。
4/23 時点会員:個人一般:2,812、U−18:20、U−15:101 合計2,933人、法人24団体
(第1期は1999年11月末で、一般:2,684 法人17団体)
4/29 ソシオ、公開理事会。運営会社の公認会計士も、理事会に同席(もっと前から?)
「昨年はソシオが株を持つ事に否定的だったJFAだが、最近確認した所、この1年で相当ソシオを認めていただいており、現在はソシオが株を持つ事を賛同していただいている。また、少人数の個人株主だけの構成では問題があるとの指摘も受けている。」(辻野社長)
5/25 運営会社、株主総会でソシオ理事会からの派遣役員(理事長)を承認