歴史年表・横浜
横浜サッカークラブ〜全日空〜横浜フリューゲルス〜横浜FC&ソシオ・フリエスタ〜横浜FC〜
メルマガ・トップ 歴史年表・横浜トップ [3]署名活動から、サポによる新チーム立ち上げへ
[2]不況による財政難で、横浜マリノスと吸収合併へ 1995−1998.10
1995
全日空佐藤工業サッカークラブ、横浜以外のフランチャイズ(長崎、熊本、鹿児島)からの撤退を発表
1997
12月 佐藤工業、財政難から1998年をもって出資を引き上げることを発表
1998
8月? 親会社である全日空・日産社長、チーム合併について話し合う
9/30 両社間で、合併に合意
10/5 全日空スポーツと日産フットボールクラブ社長、Jリーグ・チェアマンに「面倒な話がある」と合併について根回し
10/28 全日空スポーツ、オフィシャルサポーターズクラブ登録の各団体に緊急ミーティングを行う旨告知
10/29 全日空スポーツと日産フットボールクラブ(※1)、「フリューゲルスとマリノスの合併」(※2)を発表。合併理由は、経済基盤の安定化・ホームタウン横浜に根ざしたクラブ作りの推進。合併後の運営会社(日産フットボールクラブ)へ全日空が出資することで、株主構成は、日産100%から、日産70%・全日空30%に。
※1合併後、横浜マリノス株式会社と改称。現在に至る
※2実態はフリューゲルスをマリノスが吸収合併
・Jリーグ緊急理事会、・全日空スポーツと日産フットボールクラブからの両チームの合併を検討し、超法規扱いで承認
・全日空スポーツと日産フットボールクラブの両社長、所属選手に経緯を説明
・全日空スポーツ、緊急のサポーターミーティングを行い、来年2/1に日産フットボールクラブと合併する旨説明。
・全日空スポーツ、プレスリリース「横浜フリューゲルスと横浜マリノスが合併〜 常勝チーム、「横浜 F・マリノス」として生まれ変わります 〜」(10/26付)をHPに掲載
10/30 フリューゲルスサポ約20名、Jリーグ・川淵チェアマン(※)に嘆願書を提出
・サポ有志(「横浜フリューゲルスサポーターズ連合」)、全日空に合併再考を求め、チーム存続検討の時間確保を求める署名活動を開始(第1次署名〜11/15)
※Jリーグは鳥栖のフューチャーズや清水エスパルスが存続の危機に陥った際は、チェアマンが地元テレビに出演するなど存続に向けてサポートしたが、今回に限っては順番が逆になっている(セルジオ越後氏)
10/31 横浜国立競技場で、フリューゲルスVSセレッソ大阪戦。以後、青色か水色のリボンなどを左腕か胸につけて観戦する「
青い翼運動」が始まる。
10/31 日産フットボールクラブ、西京極での京都サンガ戦後、ゴール裏で説明会。サポから谷口常務にハンドマイクが投げつけられ、顔に怪我を負う。
11/ 1 フリューゲルス選手24名とスタッフ12名、練習終了後、横浜駅前で自主的に署名活動
11/ 2 20:00より横国西ゲート前にて、全日空スポーツによる説明会。その後、全日空スポーツに移動し、全日空本社の関連事業本部丸尾部長、佐藤工業金岡管理本部広報部長らと翌日8:00まで累積赤字額、合併のメリットなどを話し合うも、平行線をたどる。
11/ 4 フリューゲルス選手達、@川淵チェアマンとの話し合い、A全日空からの事情説明、B合併の再検討を全日空スポーツに要請
11/ 5 フリューゲルス選手達、全日空スポーツ社長と話し合う。
11/ 5 フリューゲルス・テーマソングのTHE ALFEEがコンサートで、チーム存続を呼びかける。
11/ 6 フリューゲルスサポ有志、横浜市議会にチーム存続のための陳情書を提出
11/ 7 フリューゲルスVSアビスパ戦(ホーム最終戦)。選手達、腕と胸の「ANA」の文字を覆って入場、試合前撮影。フリューゲルスサポ有志、3派に分かれていた存続運動の一本化を目指して「横浜フリューゲルスを存続させる会」(以下、「存続させる会」)を設立。試合開始前にゴール裏で報告、サポに結成に拍手で了承される。
「横浜フリューゲルスは、新しいクラブのなかで生き続けます」(全日空スポーツ社長)
「フリューゲルスは俺達が守る!!」「大好きなチームが嫌いなチームになるなんて」(サポ団幕)
「存続に向け一緒に頑張ろう!」(選手団幕)
試合後の全日空スポーツとの話し合いに、存続させる会として出席。会社側、文書および口頭で、予定通り合併する旨回答
11/14 マリノスサポの会合に存続させる会代表が参加し、協調して活動することを確認。17日の横浜マリノスとサポとの話し合いに代表も同行
11/16 存続させる会、全日空へ署名および嘆願書を提出。20日に追加署名分を提出。トータル36万。Jリーグにも提出
11/16 存続させる会、横浜市を訪問。要望書を提出
11/16 フリューゲルス選手達、川淵チェアマンと1時間半にわたり会談
11/17 マリノスサポ、日産自動車に要望書を提出
11/18 存続させる会とマリノスサポ、横浜市長宛にそれぞれの要望書(16日とは別物)を提出。
11/19 存続させる会、横浜市各党市議団・市議会議長に要望書を提出
[その他、存続させる会が交渉を持った団体・個人]
横浜熱闘倶楽部(11/6、16)、Jリーグ事務局(11/16)、横浜市商工会議所、元町SS会、新横浜ASTY、伊勢佐木町商店会(11/19)、自民党横浜市議団(11/24)、横浜サッカー協会(11/24)、横浜ベイスターズ・波留選手(11/25)、日本共産党横浜支部(11/26)、青年会議所(11/27)
11/20 全日空本社、署名時の嘆願書に対して合併撤回はない旨回答。存続させる会、新チーム名から「F」 を外すこと、「フリューゲルス」の意匠をJリーグなどの第3者機関に預けることを提案。会社側、12/4までに回答を約束
11/21 合併調印、12月に延期と報道される
11/23 日本代表VSU-21アルゼンチン代表戦(国立)で、日本代表サポの協力を得てチーム存続をアピール(大応援旗への存続を願うメッセージの記入/署名協力感謝の横断幕の展開/超ビッグフラッグの展開/フリエコール)