ひっそり微笑んでいたい
基本的なテクニックが備わっていたら、もっと背景を黒くもっと妖艶な花になったでしょう。
いいんです。この素朴な、ひっそりと微笑んでる感のままで。
園芸種といえば、近所にフラワーセンターという植物園があり、先日行ったら、一眼レフを手にした人達が大勢。撮影会の趣でした。
私は、撮りたいという気持ちが、ピクリとも動きませんでした。
ミステイク。
それは、さあここで撮ろうとあらかじめ場が用意されているわけでなく、その時々の場の空気に、撮り手に内蔵されているセンサーがビビッと来て、
幕が開くのかなと思います。
普段一眼レフでどんどん撮りまくっていて、なおかつ、このミステイクワールドを認めることのできる人がいたとしたら、その方は、ほんとに器の広い人です。
