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都営青山北町アパート
この一年、取り壊しを待つ都営住宅アパートを追っかけてました。
成り立ちについてWikipediaに無く、唯一こちらに記録がありました。
オシャレな街を抜けるとぽかんと現れる都営住宅の跡・都営青山北町アパート
〜廃なるものを求めて 第12回〜
https://san-tatsu.jp/articles/92711/
廃墟。
その通りではあるのですが、
これまでの塵芥を吸い込んだ壁面が陽光に照らされて明るい桃色になったり、
配管や煙突?が夕日に照らされて輝いているのを眺めていると、
これまで人々の暮らしを支えてきた揺るぎない存在感と、
すでに役割を終えた以上、解体されるのは自然なこと、
壊れることを、重たくとらえなくていいというメッセージを肌で感じます。
私の写真の力量では、
ほこりや煤で汚れていても、日光に照らされて明るい壁面の軽やかさ
微笑みかけているかのようなあの美しさを、再現できていません。
両隣で工事が迫っていて、
気になった方は、早めに行った方がいいです。
どら くろわ@永遠の素人写真野郎