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愛するチームの存続の為に We are Provincia!
<第74号 「お世話になりました。」 2021.8.21>
◆ お世話になりました。
夏のリーグ中断中、これまでも選手の移籍がけっこうあったのですが、数年間在籍して2年前の昇格の原動力になったベテラン選手達がチームを離れることになり、本来ならスタジアムでお別れでの機会ですが、時節柄Zoomでと「オンライン壮行会」が行われました。
これが革命的で素晴らしく、コロナ禍がしずまった後も続いてほしいオンライン企画でした。
スタジアム内での挨拶だと、本人の挨拶→チャントの後、手を振りながら去ってゆく選手に向かって「○○〜」と名前をひたすら呼ぶ。
今までのことが胸に去来して、他に言葉が浮かばないことが多いですがオンラインでは、選手達が語った後の質疑応答タイムに、サポが選手への思いを語って、選手が応えてとかけ合いが生まれました。
そのやり取りを周りの面々が聞いていて、こういう思いで応援しているのかとか、サポと選手の人となりが、分かってきます。
そして、閉会の別れ際の「お世話になりました」という言葉。
選手たちに、お世話になりましたと言えるとは。
みな、自然にこの言葉が出ていました。
この先、いくら負けても、このいろんな世代の人たちと、このチームを応援していきたいという気持ちが深まりました。
去る選手たちだけでなく、引退した元選手たちととか、バリエーションが広まってもらいたいと思いました。
ファンクラブ限定にならざるをえず、一般公開は難しいのが難点ですが。
https://www.youtube.com/watch?v=UYnQMg7SyjA
◆ リメンバー・降格決定前夜
今年の上半期、連戦連敗で降格まっしぐらでした。
その後ちょっと持ち直していますが、もう勝つことはないまま、このまま降格するんだという感覚。
ホームのスタジアムで、スポーツバーで、試合終了のホイッスルが鳴った後、スタジアム内・お店内で沈黙の雰囲気を味わった後、外に出ると、道行く人々がまぶしく、自分よりも優秀な人達に見える。
必死に攻めても点が取れず、相手チームがギアを入れるとさくっとゴールが生まれて、気がつけば0ー5なんて試合を味わった後は、なおさら。
そんな状況で、自分に何ができるか自問自答しましたが、
何も言わずに、お金を差し出す。に行き着きました。
辛い思いをしているのは、選手も会社の人達も一緒。
がんばれとか、ドンマイといった言葉レベルでは、コミュニケーションが成り立たない状態。
強くなるために、これをお使いください。
そして、負け続けても、スタジアムにスポーツバーに行く。
惨敗の悲しみを、少しでも多い人数で共有した方が一人あたりの悲しみが減る、はず。。
今、ほんのちょっぴり状況が変わっていますが、どん底の時期の、あの思い詰めた感覚。
20年曲がりなりにも応援していましたが、あの境地は初めてでした。
常勝に近いチームを応援している幸福な人にも
負けが込みやすいチームを応援している人にも
「降格決定前夜」とでもいえる、あの感覚を知っておいた方が、コロナ禍での応援のプラスになると思い、書きました。
どら@つぶれてたまっか
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