愛するチームの存続の為に We are Provincia!
<第38号 「お金がなくたって、歌おう」 2008.12.30>
こんにちは。
もうじき年の瀬ですね。今年もあっという間でした。
もうじき半年前の話ですが、北京五輪の女子サッカー3位決定戦、日本対ドイツ戦の光景が、まだ記憶に残っています。
0−2とリードされても、気持ちをきらすことなく最後まで全力を尽くす姿。混じりっけなしの大和魂を見ました。
大女たちに囲まれながらも、小柄な選手がドリブルで1人で持ち込む粘り。
そして、試合後の負けた選手同士の涙ながらの抱擁。
勝ち負けだけが全てではない、負けても咲く花があることを、
教育の現場でこの試合を何度も取り上げたら、弱い者を標的にする事件が少しは減ると思うのです。
それにしても、ドイツの長身女性選手たちの、獲物を追うハンターのような鋭い目線。
いったん尻に敷かれたら、二度と脱出できないだろうな。
敷かれる前に必死に逃げ回らなければ。
ひたすら逃げ回る人生もおつだなと、あらぬ方向に妄想が広がりました。
なでしこジャパンと対照的だなと感じたのが、
プロ野球で勝った側が、一番と空に向かって人指し指を上げるポーズ。
No1はウチっと言いたげな、いやまさに言ってるあのポーズ、
スポーツがただのレースに変わったような、味気なさが残念です。
このカルトなメルマガが初めてな御方、
http://caltio.tsukaeru.jp/magazine_index.html
のVol9あたりから読むと、このカルトなメルマガの大筋つかめます、かな。
◆ゲスト
世の中、お先真っ暗な報道が続きますね。
J2下位のクラブに投資しても目立ったPR効果は見込めないのでと、スポンサーが続々撤退しやしないか、戦々恐々です。
でも裏返すと、サポの方を向いてくれていなかったクラブに、一人一人は小粒でも、安定して見込める収入源ですよ私達はと、PRできる機会かなとも思いました。
直に顔を突き合わせて話すミーティング・意見交換会があってほしいけれど、サポから突き上げをくらうので、クラブ側としては、なるたけ避けようとすると思うのです。自分が会社側の人間だったら、やっぱり逃げたくなる。
再開して下さいと、折に触れてメールでリクエストしてるのですが、定期的に行ってるクラブの方を、むしろほめるべきなのかなと。
口で言うよりも、ヴェルディサポのように、書面にした方が手っ取り早いかも。
http://ameblo.jp/tokyohearts-verdista/entry-10179450064.html
J1昇格を祈願して、催しをするので、クラブの人達もゲストで来て下さい。
一緒に遊びましょう。歌いましょう。
ところで、昨シーズンの補強の仕方ってと、和気あいあいと?談笑できたら。ちょっとパンチ不足かな。
かといって、パンチがあり過ぎるのが続くのも。
いろんなボールを投げかけていきたいです。
不況の今って、ある意味チャンスだと思うのです。
と書きながらサポティスタをのぞいたら、ちょうど似たイベントが紹介されていました。
横浜サポーターズ カンファレンス 2008
http://hamatra.que.jp/ysc2008.html
http://www.jsgoal.jp/photo/00041500/00041524.html
いいなー。先を越された。悔しい(^^)。
後はこの種のイベント、広がらないかな。浴衣姿、恥ずかしいけれど。
http://www.ca310.com/otoko/2006.html
http://www.ca310.com/otoko/2007.html
◆段取りがつく前に
「知られざる日本サッカー事件史」という本を読みました。
Amazonの書評ではタイトルほどにはといった反応でしたが、個人的には、なかなかどうして。
Jリーグがいかに危なくなって来ているのか、さまざまな面からわかりました。さらに100年に一度の不況が来て、もうどしゃぶりなことがよくわかります。
でも、一番印象に残ったのは、
10年前、横浜フリューゲルスの消滅、横浜マリノスとの合併発表のある2カ月前から、川淵チェアマンはすでに知っていたこと。
知っていたどころか、お互い台所が苦しいなら合併しなさい、発表は、波風の立たないリーグ終了1か月前にしないさいと、陣頭指揮をしていたこと。
よくよく考えたら、ライバルチームに吸収合併されるなんてえぐい発想、普通の人はとても思いつかないですね。頭のきれるタイプでないと。
チーム存続署名をサポーターから渡された時の泣きも、
「監督はオシム。あ、しゃべっちゃった」
のように演技だったのか。さすが演劇部出身。
そして、ソシオとの仲をどうにかしろ(縁を切れ)とクラブに圧力をかけた。
ついつい脱線しましたが、いざ発表が出る頃には、もう根回しが一通り済んでしまっているのが世の常なので、うちのクラブ、消滅しちゃうんじゃないかと感じたら、
サポミしかり、試合会場でのゲーフラ・弾幕しかり、クラブへの投書しかり、ブログや掲示板しかり。
「こんな調子では、そのうち〜」
と下げオチではなく、
「Xデーが来ないよう、クラブのために1日○○円貯金してます」
「クラブがつぶれないようにと、千羽鶴を折りました。七夕に書きました」
と前もって発信しておくことって、大事だと思うのです。
危機感はサポだって持っていて、曲がりなりにも努力してます。
だから、あっけなく倒産・消滅とか、粘りのない終わり方はやめてほしい。
オーナーの外資系投資会社があっけなく見放して、自分達は営業したいと働いてる人達を追い出そうとする京浜ホテルのような真似はし
ないで下さい、と早めからボールを投げておいた方が、無茶苦茶な結末にはならないと思うのです。
京品ホテル、自主営業中!
http://keihinhotel.blog49.fc2.com/
サッカークラブ育成オンラインコムニティ「MYFC」
http://myfc.jp/owner/modules/d3blog/details.php?bid=45
が軌道に乗ったら面白いよなと気になっていたものの、
今応援しているクラブ以外にこういう活動にいっちょかむのがと日和っていたのですが、有料かと思いきや無料でした。
速攻で登録しました(^^;)。
◆歌
古い話ですが、長丁場の研修のキックオフ懇親会の席で司会が、「こういう催しはきらいな方もいらっしゃるかもしれませんが、最後に全員で社歌を歌って〆たいと思います」
もちろん私も嫌いな1人であったわけですが、歌っているうちに、連帯意識みたいなものが、もわもわとわいて来て、なるほどこれがねらいだったのかと納得できました。
ものすごい地味ですが、またありふれてますが、この歌・合唱の効能を、Jリーグはまだ使いこなせていない気がするんです。
代表戦の国歌斉唱のように、
リーグ戦で、チームソング斉唱もやった方が絶対盛り上がるのに。。
・歌っている間に、選手もサポもじわじわ熱くなる
・相手クラブの歌を聞いている間に、負けるものかという気持ちもわいて来る。
↓↓↓↓
・何かと盛り上がる
・勝てばうれしい
負けても、罰ゲームを選手がこなす様子を鑑賞できる?
→また来よう
お金が豊富で、有名選手どんどん引っ張って来れるなら、強いチームでどんどん勝つ→観客もスポンサーもアップ
そんなこと、当たり前です。
負けてもこのクラブの試合は面白いと観客がまた来る、スポンサーも踏みとどまる工夫をと、なけなしの脳味噌振り絞って。
ホームでも相手サポが多くて、アウェイな気分を味わえる某クラブを応援してると、いろいろとわいて来ます。
いつもより、真面目モードになってしまいました。くすん(^^)。
良いお年をー♪
なまけ@つぶれてたまっか
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引退した選手のうち、
◇サッカーの現場(監督・コーチ・審判)以外で働いている人で心当
たりの方がいらしたら、ご一報下さい。取材打診してみます。
とは言っても、以下のようなアンケートです。
[Q] 今の仕事に、サッカー選手時代のことが役に立っていますか?
[Q] サッカー関係の仕事にとらばーゆのチャンスがあったら、どんな
仕事がしたいですか?
[Q] 生まれ変わったら、またサッカー選手を目指しますか?
[Q] サッカーサポ・ファンに何か一言
◇○○選手と名前を聞いても、サポの記憶にそれほどだった人も、人
こそ歓迎です。
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先ほどの、「知られざる日本サッカー事件史」によると、サッカー稼業後の進路について大半の若手選手が、「わからない」と答えているとか。。。
不況のおかげで、少しでも進路に問題意識に目覚めてもらえたら。
不況はいやだけれど、いい面も見つけていきたい。
来年は、もう少し週末休めますように。