愛するチームの存続の為に We are Provincia!
<第3号 2004.2.16>
こんばんは。
期末前のドタバタで、もうヘロヘロです。
仕事の疲れなのか、花粉症の始まりなのか、頭痛が強くて。
けったいなタイトルに引かずに新たに登録してくれた方々、ありがとう
ございます。バックナンバーが、
http://caltio.tsukaeru.jp/magazine_index.html
にあります。
◆鳥栖、水戸、札幌イーガー・ビーバーズ
1/16 サガン鳥栖の古賀社長、広告代理店の明通(本社;東京)に経営を
任せることを社内で提案するが、鳥栖市長とJリーグは反対を表明
1/30 サガン鳥栖、減資後にクラブをJリーグに預けるという古賀社長の
提案を承認
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2/14 Jリーグの鈴木チェアマン、株式の100%減資を条件に、サガン鳥栖
を期限付でJリーグが1年間預かることを示唆。経営陣は変えず、
Jリーグの関連会社が出資する予定
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クラブ解散の危機に至るまでの経緯については、当事者の鳥栖サポの人
達の方が実状をご存じでしょうから、省きます。
休みがない中、メルマガを出したくなったのは、
「1年後にJリーグから返還された時、地元はどうすればいいのか」
これは、今のクラブ経営者よりも、チームが存続してほしいと願っている
サポが、いろいろと問題提起すべきだと感じたからです。
サポが新会社を設立しますというのは無理でも、こんな組織で我々の意
見や行動をこんな風に取り入れてほしいと、アイデアレベルでも提示した
方が、反動的な方向に進まなくていいのでは?今ならJリーグも、そして
マスコミも注目するかも。
以下、会社立ち上げの専門知識がないので(一度はやってみたい ^^)、
おかしな点多々あるかと思います。たたき台です。
■株式会社タイプ
・社長は雇われ社長にする。地縁と関係のない、プロ野球などスポーツ会
社の経営にタッチして来た人を呼んで来る。
・役員も社長同様に招聘か、社長が一緒に組みたい面々を連れて来ても可。
・経理は地元の者に任す。
・監査は社内外複数起用して、四半期ごとにまめにチェック。できれば、
会計監査法人に入ってもらう。
そして、
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A水戸のように、株式は持ち株会が筆頭株主になるようにする。
毎年増資の募集をかける。株主になることで、何かしらメリットがあ
るようにする。
「市民がJリーグのチームの筆頭株主になるのは初めて」(2/13)
という記事を読んで、先を越されたと思ったのは、私だけでしょうか?
(会社の者でもないのに ^^)。
「名実ともに市民球団となった」と記者に語る水戸の小林社長の表情
が、容易に想像できます。
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B札幌のように、市民の持ち株会より役員を派遣する。
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C大宮のように、サポによるボランティア組織をクラブ直轄にして、当日
の試合運営のほか、鳥栖のスポンサーになりませんかといった営業活動
などもボランティアで可能にする。
願わくば、GMや監督の評価、次の候補者リスト等の答申も出せるよ
うにする。
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■社団法人タイプ
モンテディオ山形の経営母体は、(社)山形県スポーツ振興21世紀協会
という社団法人。
そして、市民クラブにマッチした社団法人とは、とは、 〜パス。
すいません、不勉強で。
(どちらもダメ、スポンサーも集まらなければ)
■NPOタイプ
鳥栖に劣らない道のりを歩んで来たのが、アイスホッケーチームの
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20040208/mng_____tokuho__000.shtml
です。
雪印アイスホッケー部
↓(食中毒事件により、2001.4 廃部)
札幌ボラリス
↓(スポンサー雪印の撤退により、2002.10 株式会社として設立)
札幌イーガー・ビーバーズ
↓(新スポンサーを得られず)
2003.12 NPO化を申請
・大口のスポンサーを探したが、見つからなかった。そういう手法は、今
時通用しない。
・NPOとしての再出発はどん底からのスタート、アイスホッケーを知っ
てもらうためには、近所の雪かきをしてでも。
といった趣旨の言葉が印象的でした。
わかりやすく濃い内容の記事なので、興味のある方は、ぜひ↑の東京新
聞のサイトに飛んでみて下さい。
サッカーと多少違うのが、OB選手が現場だけでなく運営にも関わろう
としている点かもしれません。NPOを軌道に乗せるために、勤め先の会
社を退職したそうですが、そこまで入れ込む原動力になっているのが、選
手生活を唐突に終了させられることの悔しさが理解できるからだそうです。
書きにくいですが、J2での資金・体制の目処がつかなければ、
□九州リーグにNPO法人鳥栖として参加
が最後の選択肢になると思います。
横浜FCの時も、いきなりJFLからではなく、まずは神奈川県リーグ
からにしたらという意見がありました。
アイスホッケーだけでなく、他にもこんな方法があるとご存じの方いら
っしゃれば、知らせて下さい。匿名でもハンドルネームでもOKです。
実はLリーグのサポに、相当ノウハウがありそうな気が。。。
私が鳥栖のサポだったら、このメルマガを読んで怒るかもしれません。
すいません。
でも、鳥栖に限らず、内部に問題のあるクラブが解散に至りそうな場合、
Jリーグ預かりというパターンが定着しそうな気がするんです。
その時、怒ったり悲しむだけでなく、サポから建設的な提案をできれば、
この際解散と安直な結論が出てしまうのを防げるかなと思って。
勉強会のような、継続して話し合う場を設けたらどうですか?
そして、例えば水戸とのホームゲームの前に、持ち株会について聞くと
か。あるいは、その逆(札幌でのアウェイ)。
もちろん、いろいろ情報提供してくれたお礼は、この後の試合で選手達
がしますということで。
◆クラブとの意見交換会
昨年12月には仙台・京都・鳥栖が、今年2月は札幌が11日にサポとクラ
ブとが今後について意見交換をして、横浜が21日、甲府も2月中に行うそ
うですが、ひっかかるのは、札幌はともかく、サポの関心が今一薄い点。
21日行けないので、
http://caltio.tsukaeru.jp/for_yokohamafc20040221.html
をたたき台にしてと掲示板にアップしてみたら、そんな会合あるの?ファ
ンクラブ限定?といった反応が出ていたのには、驚きました。
12月ではなく、2月だからなのか?
たたき台に書いたことは、横浜FCに限った話でもないので、今週クラ
ブと話しに行くよーという方いたら、たたくなり噛むなりどうぞ。
さて、企画書という名のたたき台に戻らねば。
あちこちでたたき台作って、ドラマー or クラブ(踊る方の)の回し者
か(^^)。
かろうじてオチがついたので、ひとまずこの辺りで。
次はなんとか来月の開幕前に、J2公開アンケート等について発信でき
ればと思ってます。
ではでは。
なまけものサポこと、なまけ
caltio@caltio.tsukaeru.jp
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